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柿生駅周辺の住みやすさは?魅力や治安・環境と口コミもチェック

2024.04.03

エリア紹介

こんにちは!神奈川県住宅供給公社の松井です。

住む場所やエリアを決めるとき、便利な鉄道路線を基準に考える方もいるのではないでしょうか?

神奈川県は全国でも鉄道路線が多い都市として知られています。

なかでも、新宿駅と小田原駅を結ぶ小田急電鉄小田原線は、どこへ行くにも便利な路線。

沿線には住みやすく魅力的な駅や街が存在しています。

今回は、そんな小田急電鉄小田原線にある川崎市麻生(あさお)区の柿生(かきお)駅周辺の魅力や治安・環境情報をご紹介します。

実際に住んだ方の口コミなども参考に、柿生駅周辺の住みやすさについて見ていきましょう。

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柿生駅周辺の住みやすさは?特徴や魅力をチェック!

柿生駅周辺は、日本最古の甘柿とされる「禅寺丸柿(ぜんじまるがき)」の名産地。

かつて「柿生村」と呼ばれた土地でもあり、ここ柿生駅からは収穫された柿が大量に出荷されていたといいます。

現在はほとんど市場に出回ることのない貴重な禅寺丸柿ですが、地元の保存会によって大切に育てられていて、麻生区の木やご当地キャラクターにもなっています。

では、そんな歴史ある柿生駅周辺の特徴や魅力について見ていきましょう。

柿生駅周辺はどんな場所?特徴や魅力とは?

川崎市麻生区の南側に位置する柿生駅は、1927年に小田急電鉄(小田急)小田原線の開通と同時に誕生した区内で最も古い駅です。

豊かな自然に囲まれた柿生駅は、静かで落ち着いた雰囲気。

周辺には住宅街が広がっています。

柿生駅北口には、深夜まで営業する「相鉄ローゼン」や「マルエツ」といったスーパー、南口には商店街やドラッグストアがあります。

金融機関や医療機関、コンビニも駅周辺にあり、生活に必要なお店や施設がコンパクトにまとまっているのが特徴。

駅からあまり移動することなく買い物などの用事が済ませられます。

少し歩くと、桜の名所となっている河川や長い歴史をもつ神社・仏閣などもあり、趣のある景色を楽しみながら、のんびり生活できるのも柿生駅周辺の良さです。

そしてすぐ隣駅の「新百合ヶ丘駅」は大きな商業施設、区役所、図書館もあるのでお買い物や行政手続きにも便利です。

交通アクセスなどの利便性は?

柿生駅周辺の交通利便性についてチェックしていきましょう。

まずは柿生駅からの電車利用について。

柿生駅からは新宿駅と小田原駅を結ぶ小田急小田原線に乗車できます。

1日の平均乗降人員(2021年度)は29,628人。

隣駅に比べると利用者の少ない駅ですが、都心部へのアクセスに便利な路線でもあるため、通勤・通学時間は混雑が予想されます。

主要駅までの所要時間の目安は次の通り。

※電車の種類やルート、乗り換え数によって異なります

・東京駅:約50~80分

・新宿駅:約40~50分

・渋谷駅:約40~50分

・横浜駅:約50~60分

・川崎駅:約50分

・町田駅:約8分(3駅)

・新百合ヶ丘駅:約3分(1駅)

・小田原駅:約60~80分

柿生駅は新宿駅や町田駅まで直通で行くことができる交通の便が魅力。

停まるのは、各駅停車と準急、通勤準急ですが、隣の新百合ヶ丘(しんゆりがおか)駅で急行や快速急行に乗り換えれば、さらに速くアクセスできます。

また、柿生駅には北口と南口にそれぞれバス乗り場があります。

小田急バス、東急バス、川崎市バス、神奈川中央交通と、4社の路線バスが利用できるのもポイント。

行先も多岐にわたっているため、広範囲に移動することが可能です。

小田急小田原線から離れた地域へ向かう路線もあるので、車を利用しない方にも便利な環境といえるでしょう。

ただし、北口バス乗り場は駅前ですが、南口バス乗り場は細い道を通って150mほど距離があるので電車との乗り換えの際には注意が必要です。

また、北口と南口を繋ぐ通路がなく、移動は踏み切りとなります。特に朝の通勤ラッシュ時間帯に急いでいるときなどはこちらも要注意です。

子育てしやすい環境?

柿生駅がある麻生区は、川崎市7区の中で最も公園数の多い地区です。

ほかにも里山や農園など、自然や動植物に触れられるスポットも近くにあり、子どもをのびのびと育てたいと考える方におすすめの環境です。

0歳から18歳までが利用できるこども文化センター(川崎市の児童館)が柿生駅から徒歩15〜25分圏内に3つあり、平日の親子の遊び場としての利用や中高生の自習や活動の場として利用されています。

また、隣駅の新百合ヶ丘駅と鶴川駅にそれぞれある子育て支援センターは、未就学児の親子の居場所となっています。

駅前には保育園が4つあり、隣の新百合ヶ丘駅には図書館もあるので、子育てに関する施設は周辺に充実していると言えるでしょう。

また、小児科や歯科などの各専門クリニックや総合病院も駅近にあるため安心です。

麻生区では、安心して子育てできる環境づくりを目指し、子育て世帯を地域全体で支えてサポートする体制を整えています。

麻生区独自の子育て関連情報もホームページや印刷物などで発信しているので、引越しを検討する際は、チェックしておきましょう。

逆にマイナス点としては、駅前周辺は道が狭いのでベビーカーや小さな子供と歩くときに注意が必要なことが上げられます。

柿生駅周辺の治安や家賃相場を確認

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安心して生活できる環境であることも「住みやすい街」のポイントです。

柿生駅周辺の治安や家賃相場はどうなのか、確認しておきましょう。

柿生駅周辺の治安

柿生駅周辺の治安については、神奈川県警察や川崎市麻生区を管轄する神奈川県麻生警察署の公表データから見ていきましょう。

神奈川県警察の犯罪統計資料「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」によると、柿生駅がある麻生区の犯罪総数は370件で、川崎市内7地区の中で最も少ない件数です。

川崎市内では治安の良いエリアといえますが、注意が必要な部分もあります。

神奈川県麻生警察署の犯罪発生状況をみると、2023年1〜2月末までに特殊詐欺や乗り物(自転車盗・オートバイ)盗・侵入盗といった窃盗犯などの犯罪が多発。

痴漢についても注意を呼びかけています。

地域では防犯対策も積極的に行われていますが、柿生駅周辺の特に住宅街は夜になると人通りが少なく、暗い場所も多いです。

事故や犯罪に遭わないためにも、物件を決める前には、昼夜で通勤・通学路の様子を確認しておく、危険な行動を避けるといった防犯対策をしておきましょう。

柿生駅周辺の家賃相場

柿生駅の隣駅は、新百合ヶ丘駅と鶴川(つるかわ)駅です。

それぞれの家賃相場を見てみましょう。

柿生駅と隣駅の家賃相場

間取り

柿生駅

新百合ヶ丘駅

鶴川駅

1R

約3.9万円

約4.8万円

約3.5万円

1K

約5.2万円

約5.8万円

約4.3万円

1LDK

約8.6万円

約8.6万円

約8.5万円

2K / 2DK

約6.6万円

約6.5万円

約6.4万円

2LDK

約9.5万円

約9.9万円

約8.5万円

3K / 3DK

約8.0万円

約8.3万円

約8.0万円

3LDK<

約11.5万円

約17.5万円

約13.2万円

※2023年4月9日時点の参考値

柿生駅の家賃相場は1R(ワンルーム)物件で3万円台、1K物件で5万円台と、学生や一人暮らしにも優しい価格です。

3LDK物件では11万円台と、ほかの2駅より1万円以上低い相場となっています。

家賃を抑えたいファミリー世帯にも住みやすいエリアといえるのではないでしょうか。


お部屋探しの前に、家賃の目安について知りたい方は「給料に対する家賃の目安は何割?手取り収入からシミュレーション!」をご覧ください。

手取り収入と家賃相場の関係や、家賃の目安を考える際のポイント・注意点なども解説しています。

また、「公社の賃貸」では、条件にあわせた空き物件の検索も可能です。

柿生駅周辺の物件情報についても、ぜひチェックしてみてくださいね!

柿生駅周辺の住みやすさは?口コミをチェック

自分にとって住みやすい街かどうかを判断するには、そこでの生活を想像してみることも大事です。

実際に暮らしている方や暮らしたことのある方の口コミをチェックしてみましょう。

柿生駅周辺での生活がよりイメージしやすくなるはずです。

柿生駅周辺で暮らすメリット

まずは実際に暮らした方がメリットと感じた部分です。

住んだ方の口コミ

・自然が多い

・静かで落ち着いて生活できる

・駅周辺に総合病院などの医療機関が充実している

・子どもが遊べる施設・公園が多い

・新宿は電車1本で行け、隣駅で急行にも乗り換えられる

・日々の買い物は駅周辺へ、週末の買い物は隣駅の新百合ヶ丘で便利

自然が身近な点やのんびりとした街の雰囲気に、多くの方が住みやすさを感じている様子。

大小さまざまな医療機関があることもメリットとなっており、いざというときの安心感にもつながっているようです。

治安の良さも含めて、子育てにも適した環境と評価しています。

柿生駅が急行停車駅ではない点に不満の声もありますが、すぐ隣に急行乗り換えができる大きな駅があることをメリットと捉える意見も。

自然のある環境を重視しつつ、適度に交通の便が良い場所を選びたいという方に適したエリアかも知れませんね。

柿生駅周辺で暮らすデメリット

実際に暮らした方がデメリットと感じた部分は次の通りです。

住んだ方の口コミ

・お洒落なカフェなど飲食店が少ない

・坂道が多く道路・歩道の幅が狭い

・街灯が少ない場所もあるので夜道は心配

柿生駅周辺は、家族で外食できる場所やフラッと気軽に立ち寄れる飲食店が少ないよう。

麻生区は起伏に富んだ地形で、坂道が多いのが特徴です。

柿生駅周辺も例外ではなく、徒歩や自転車での移動、ベビーカー利用に苦労している様子がうかがえます。

道路や歩道の幅が狭いところでは、すれ違う車両との接触を危惧する声も。

柿生駅周辺で暮らす場合は、安全で明るい道を選ぶなどの注意が必要のようです。

柿生駅周辺地区では将来的に、こういった危険を解消する道路整備などが計画されています。

今後、整備が進んで街が一層魅力的になることに期待したいですね。

柿生駅周辺は自然ある環境で子育てができる住みやすいエリア

川崎市麻生区にある柿生駅は、豊かな自然に囲まれた場所にあり、静かで落ち着いた雰囲気。

周辺には住宅街が広がっています。

駅前には生活に必要なお店や施設がコンパクトにまとまり、買い物などの用事もあまり移動することなく済ませられるのが特徴。

少し歩くと、河川や神社・仏閣などもあり、趣のある景色を楽しみながら、のんびり生活できる環境です。

柿生駅からは小田急小田原線が利用でき、新宿駅や町田駅へも直通で行けるのが魅力。

隣の新百合ヶ丘駅で急行に乗り換えれば、さらに速くアクセスできます。

駅からは路線バスも利用可能です。

柿生駅周辺には子どもが遊べる公園のほか、自然や動植物に触れられるスポットもあり、

子どもをのびのびと育てたい方にもおすすめ。

自然のある環境を重視しつつ、適度に交通の便が良い場所を選びたいという方に適したエリアです。


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